今、世界から注目集めているローラーを使って壁に絵を描くライブペイント
アーティストのサトウ　タケシさんという方がいます。
この方、ローラーを使って数分で絵を描いてしまうのです。

宮城県のアトリエでパフォーマンスの練習や原画を描いていて、道具のローラーは
ホームセンターで売っている市販のものを使用しています。
まず、実際に描くまでにはイメージトレーニングをして、その後音楽に合わせて
シミュレーションを重ねていくらしいです。
絵は富士山などの風景の絵から人物まで描くことができローラーを様々な角度から
使用してローラーで描いたと思えないすばらしい絵を描きあげます。

サトウさんは１９歳のとき観光で訪れたアメリカで巨大な壁画アートを
目にして魅了され、その後独学で絵の勉強をされたそうです。
サトウさんは自分で各地の家庭を訪問し絵を描いて腕を磨いていき、
帰国後フリーの壁画職人になりました。
友人の紹介で店舗の壁に絵を描いたりファッションブランドからオファーを
受けたりと順調に進んでいましたが、印刷技術の進歩により仕事が減少した
時期もありました。

しかし、ライブペイントアーティストとして活動し始め、短時間で描けるようにと
ローラーを使ったパフォーマンスをすると世界中から注目されるアーティストにまで
なったそうです。
一人でも多くの人に自分の絵を見てもらいたいという強い気持ちが大事なのだと思います。

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