手作り井戸
千葉県の鎌ヶ谷市にある小学校では、
昨年の10月から井戸掘りを始めたようです。
棟梁に同小、PTA、地域の三者が一体となりプロジェクトを進め、
児童らも大人に交じって交代で井戸を掘り進めついに
昨年11月に地下40メートルから水をくみ上げました。
蛇口をひねって水道水を出すよりポンプの方たずっと面白いと
生徒達は水をくむ順番待ちをしていました。
また、地上と地下両方の断面を見て地層の様子を知る事ができる
生きた教材となっており、
校長先生は、子供達の稲作体験にも大きく期待をよせているそうです。
友達の家に井戸があり、ポンプで水を出した事があります。
そういえば、すごくワクワクしていたのを思い出しました。
実際に自分の手で作ったり体で体験した事は
いつまでも心に残っていて覚えています。
上っ面をなでただけの物事はすぐに忘れてしまいます。
この子供達の心の中にはいつまでも井戸を作るにあたって
感じた事を覚えていてくれるといいなと思います。