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浄水場で

今月25日に、群馬県の浄化した水から寄生虫が検出されたそうです。
群馬県の発表によると、今回浄水場で水道水から検出された寄生虫は
「ジアルジア」というものだそうで、通常は家畜など哺乳類の小腸に寄生し、
排せつ物に含まれているそうです。

群馬県の水道課によると、25日に採取を行った20リットルの水から、
ジアルジアが1個、検出されたのだそうです。ですが、26日と27日に
採取した水からは検出されず、また、中継施設の4ヵ所で行われた
水質検査でも異常は無かった、との事です。
そのため、寄生虫が検出された浄水場から水を供給していた前橋市など
では27日にホームページで安全宣言が出されています。

今回検出されたジアルジアですが、感染すると腹痛や下痢を引き起こすそうです。
しかしその一方で、熱に弱いそうで群馬県では一時、生水は飲まず、
煮沸消毒をするよう呼び掛けていたのだそうです。その甲斐もあってか、
これまでに感染の報告は無いのだと言います。
生水についても、27日には「飲んでも差し支えない」という発表が
されているとの事。
それでも、県は今後も検査を続けていくそうです。

このニュースを見たとき、水道水、というすごく身近なものから
寄生虫が検出されたのはとても怖い事だと思いました。それこそ、
何らかの理由で浄化が不十分になってしまい、かなりの数が検出
されたのだろう、とも考えました。しかし、ニュースなどによれば
検出されたのは20リットルの中でたったの1個。
これを「たった」と言ってしまって良いのかは私には分かりません。
でも、1個でも見逃さずに検出し、それを公表したのは技術としても
判断としても、素晴らしい事だと思います。

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