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私は、マンション設備管理の仕事をしています。マンション管理は、入居者に代わり物件の管理などさまざまな業務を行う役割を担っています。仕事の範囲も広いからこそ、いかに効率的に管理できるかどうかが重要になります。とはいえ、今までは管理面を担当者それぞれに任せている部分も多く、情報の共有がうまくできていませんでした。そのため、情報が伝わっていないことで、大きなトラブルになってしまうことも・・・。そのため、今の状況を改善したいと考え、ビルメンテナンスソフトに相談することにしました。
■マンション設備管理とは
よく聞かれる部分でもあるのですが「マンション管理ってどんな仕事をするの?」とイメージがわかない人も多いようです。設備の管理人として担当しているのは、主に「エレベーター設備の管理」「建物点検・検査」「給水設備」「定期点検」「巡回点検」「コスト削減・修繕計画」など、さまざまな業務です。これらを複数人体制で点検作業を行い、安心して暮らせるようにサポートしています。
例えば、マンションのエレベーター一つにしても、正しく作動しているか、何か異常が起きていないかを確認しなくてはいけません。人命にも大きく関わる部分になるなど、責任も重大な仕事になります。エレベーターの専門業者に委託することも多いのですが、その頻度や点検が行われているかの確認、日頃の管理などはマンション設備管理が行っています。
細かな作業も多いものの、ミスが許されないからこそ作業を効率化することが重要です。
■マンション設備管理における課題とは
マンション設備管理は、さまざまな課題を抱えています。
その課題を明確にしたうえで、どのような対策を行うのかが重要なのだと思います。
・慢性的な人手不足
例えば「人手不足」の問題です。もともと大変なイメージも強く裏方の仕事なのもあり、希望する人が少なく慢性的に人手不足になってしまっています。また、ベテラン社員の高齢化もあり若手が圧倒的に足りない状態です。マンション設備管理は"労働集約型産業"と呼ばれており、人が行う労働力に依存している傾向が高く、いかに人材を確保するかが重要になります。人が足りていないままでは、企業として売上に影響してしまいます。
また、人件費が高騰していることもあり、管理業界にとって負担が大きくなっています。雇う人数を増やしたいと思っても、企業側にとってかけられる人件費には限界があります。そのため、安易に人を増やすわけにはいかないなどの課題もあります。
・新規需要が増えない
マンション設備管理において、新規需要を拡大しにくい点も課題の一つといえます。日本は、ビルやマンションの数が多いのは確かですが、既存物件にはすでに管理を行っている業者がいます。また、不動産会社そのものが管理まで担っているところも多く、外注しないマンションも多いのです。
ライバル会社との競争を行い、仕事をとらないと仕事は減っていく一方になってしまいます。近頃は、管理費を値下げして契約をとるような業者も増え、受注価格は低下している状態です。新規需要が獲得しにくく、価格の値上げが難しいのも、マンション設備管理における課題といえます。
■マンション設備が今後のために行うべきこと
マンション設備管理にとって、これらの課題をいかに解消していくかが重要だと感じています。例えば、人手不足の問題を解消するためには、日本人のみならず、外国人労働者の雇用を積極的に進めていくことも必要です。日本で働ける外国人は専門職のみとされていましたが、現在は幅広い業務に対応できる労働が可能になりました。この変化もあり、いかに外国人労働者を受け入れられるかを、当社でも検討するようになりました。
また、同時にITツールを積極的に取り入れるべきだと思うようになったのです。マンション設備管理業界では、ITツールを進めている会社もあれば、ほとんど進められていない会社もあるなど、大きな差があるのも特徴です。
IT化が進めば、人手不足の解消にもなりますし、日々の業務を効率化することに繋がります。例えば、マンション内の点検にドローンを使うこともできますし、少ない人数でも掃除ができるように自動掃除ロボットを取り入れることも一つの方法です。
また、管理における共有を円滑に行う為にも、入力作業や報告などツールを使って、簡素化できるようになると、負担を減らせるのではないかと感じます。本社に報告する義務も、簡単に入力できるようになれば退勤時間を早めることができます。
昔からある業界だからこそ、IT化が進みにくく昔ながらのやり方をそのままにしてしまっているケースも少なくありません。なかには、変化を好まない人もいるなどの課題もありますが、いかに競合との差別化を図るためにも、ITツールを導入できるかどうか、優位性を確保するためにも必要なことなのではないかと思います。
■マンション設備管理にビルメンテナンスソフトを導入するメリット
マンション設備管理において、ビルメンテナンスソフトを導入することでたくさんのメリットがあると考えました。私が、ビルメンテナンスソフトを導入することで、どのような改革に繋がると考えたのか、その理由を詳しくお話します。
・コストの削減が期待できる
一番大きいなと感じたのは、やはりコスト削減の部分のメリットです。ビルメンテナンスソフトを導入する事で、業務の自動化や効率化を進めることになります。デジタル技術を導入することでペーパーレス化を進めて、備品にかかるコストの削減を実現します。
また、今まで人に頼っていた業務も、ビルメンテナンスソフトを導入することで人件費を減らすことにも繋がります。また、設備のメンテナンスが行き届くようになれば、故障を未然に防げるようになるので、修理費用を抑えられるなどコストの削減にも大いに役立つことがわかります。
・働き方改革に繋げることができる
ビルメンテナンスソフトを導入することで、働き方改革を進めることにも繋がります。不要な残業を減らすことはもちろん、フレックスタイム制を導入してみるなど、多様な働き方を実現することにも繋がります。
今まで以上に柔軟な働き方を実現できますし、ワークライフバランスの改善に繋げることも可能です。社員の負担を減らすことで余裕が生まれやすくなり、満足度を高めることにも繋がります。人員の確保が難しいマンション設備管理にとっても、人が定着しやすくなるため、人手不足の解消に繋がります。
・社会的な信用度を高められる
ビルメンテナンスソフトは、社会的な信用度にも影響してくる部分だと思います。先端的な技術を導入することで環境問題にも積極的に取り組んでいることをアピールできます。たくさんのマンション設備管理のなかでも、いかに信用度を高められるかを考えたときに、一役買ってくれるのではないかなと感じています。
ビルメンテナンスソフトを導入することで、たくさんのメリットがあり将来的に考えたときにも企業としての成長を促すことになるのだと思います。今まで人手不足のまま、なんとか回してきた部分もあります。今後を考えるのであれば、ビルメンテナンスソフトのようなIT化を進めていくことで、人でなくてはできない部分との差別化も必要だと思います。環境問題にも取り組みながら、自分たちに出来ることを見つけていきたいと思います。